イガンムFCを母体とするナイジェリアU12選抜は、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2019にて優勝。
連覇を狙う今年、ナイジェリア全土を対象としたトライアウト開催費用のサポート。
購入した権利を活用することで、主な活用領域は以下の7つです。
それぞれが独立しているわけではなく、もちろん組み合わせも可能です。ただお金を出すだけでなくて、目的をもってスポーツを活用しましょう。そうすることにより、お互いの価値が向上し、より長いお付き合いが出来るようになります。
1. ブランドの認知度やイメージの向上 スポーツの古典的な活用法の一つ。特にメディアに多く露出するような団体、リーグ、チーム、アスリートをスポンサードするときに活用出来ます。相対的に金額も高くなります。
例) 胸スポンサー、看板、のぼり
ヒント) 費用対効果は図りにくい。どの様な層にアプローチしたいのかにより、スポンサー先を厳選する。
2. 売り上げ向上 コラボ商品を作る事により直接売り上げに貢献する、キャンペーンなどを行う。(3つ買うとチケットが当たるチャンスなど)
例) ロゴを使った商品開発、コラボ商品の販売、キャンペーン
ヒント) キャンペーンなど出来る権利を買うが、その他にキャンペーンを展開する費用などが発生する。そこまで費用に入れておく。
3. ホスピタリティ 主にB to B 企業に有効な活用方法。取引先などと有効な関係を築いたり、新規顧客の獲得のために活用する
例) チケットを購入して取引先の方と観戦、VIP室への招待、プロゴルファーと一緒にラウンド
ヒント) B to B 企業にとっては有効な手段の一つ。
4. 社会貢献 スポーツへスポンサードすることの直接的な社会貢献、又はスポーツチームなどが行う社会貢献活動にスポンサードをする間接的な社会貢献。
例)
ヒント) 自社で社会貢献活動をするよりも、スポーツを活用したほうが色々と広がりがある可能性がある。例えば、クラブがファンと行う清掃活動にスポンサーをすることにより、メディアへの露出やそこに集うファンとのコミュニケーションが可能となる。
5. インナーマーケティング (社内に向けた意識改革や社員教育など) 主に社員向けに活用。愛社精神の向上、社員教育の一環として活用する。健康経営もこの領域に含まれる。
例) 運動会などの開催、アスリートなどを講師として呼ぶ、福利厚生としてチケットを購入、スポーツボランティアへの参加
ヒント) 直接的な売り上げなどに繋がらないが、社員にとって何らかのプラスになる事を提供することにより、社員が能力を発揮しやすい環境を作る。
6. ビジネス開発 例) アンケートを取る、新商品の開発を一緒に行う、スポンサー同士のビジネスマッチング
7. 採用や社員の定着率向上 少子化に伴う国内の採用は企業にとっては死活問題となってきています。近年はスポーツにスポンサードすることにより、採用市場で有利に立てると注目されています。
ナイジェリア3部リーグに加入する日本人をオーナーとするサッカークラブ。
「海外で活躍できるプロサッカー選手を輩出し、ナイジェリアの希望の星となる」をクラブミッションとし、AFRICA No.1を目指している。
ナイジェリアでは、日本人の私たちが想像するよりも、遥かにチャンス・情報が非常に少ない。
良い選手であっても、指導者が近くにいない、練習するグランドがぼこぼこすぎる、更に選手を引き上げる仕組みがないので、埋もれたまま時間が過ぎてしまう。
(アフリカでは20歳くらいまでに海外移籍ができないと市場価値が一気に下がってしまう)
去年はこのナイジェリア、ラゴスのスラム選手たちがFCバルセロナ、バイエルンミュンヘン、Jリーグアカデミー、中国のエリートを押さえて優勝しました。
そして、彼ら自身が大げさではなく人生で1回か2回しかないチャンスを掴み、自分のサッカー選手としてのキャリアを切り拓きました。
この世界にはもちろん平等なんてないのだけど、このプロジェクトを通じて、チャンスを増やし、希望を増やし、少しでも機会格差を少なくしていきたい。